島根県の2026年6月の有効求人倍率は1.39倍でした。前月の1.33倍から0.06ポイント上昇し、前年同月の1.23倍と比べても0.16ポイント上がっています。今回はこの上昇幅がやや大きめだったことから、動きを詳しく見ていきます。
有効求人倍率とは何か
有効求人倍率は、ハローワーク(公共職業安定所)で扱われた月間の有効求人数を、月間の有効求職者数で割って算出される指標です。1.0倍を上回れば、求職者1人あたり1件以上の求人がある状態を意味し、1.0倍を下回れば求人よりも求職者の数が多い状態を表します。今回の島根県の1.39倍は、求職者1人あたり1.39件の求人がある計算になります。
全国と比べた水準
2026年6月の全国の有効求人倍率は1.11倍でした。島根県の1.39倍はこれを上回っており、全国平均よりも求人が求職者に対して多い状況といえます。ただし、有効求人倍率は地域ごとの産業構成や人口動態によって差が出やすい指標で、どちらが良い・悪いという単純な話ではなく、地域差があること自体がこの指標の特徴でもあります。
なお、今回の数字は職種を限定しない全体の集計です。実際には職種によって求人の出方や求職者の動きは異なるため、特定の職種を探している場合は全体の数字だけでなく、その職種の状況も合わせて確認するとよいでしょう。
参考として、新規求人倍率は3.06倍でした。これは月間の新規求人数を新規求職者数で割ったもので、有効求人倍率とは別に、その月に新しく出た求人・求職の勢いを示す数字です。
数字を読むときの注意点
この倍率はハローワークを通じた求人・求職に基づく数字で、民間の転職サイトや人材紹介会社が扱う求人は含まれていません。そのため、地域の求人状況のすべてを表しているわけではない点は押さえておく必要があります。また、有効求人倍率は月によって変動があります。今回のように前月から0.06ポイント動くこともあるため、単月の数字だけで地域の雇用情勢を判断せず、複数月の推移を見ながら捉えることをおすすめします。
転職を考えている方へ
今回の1.39倍という数字は、島根県全体としてハローワーク経由では求人が求職者を上回っている状況を示しています。ただし、これは全体の平均であり、希望する職種や条件によって実感は異なります。数字を一つの参考にしつつ、実際の求人内容や自分の希望条件と照らし合わせながら検討を進めるのがよいでしょう。
出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」
掲載内容は厚生労働省が公表する統計データに基づくものであり、個別の求人状況・転職の成否を保証するものではありません。最新の統計は厚生労働省の公式発表でご確認ください。
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