近畿 兵庫県 全職業 月次データ公表

兵庫県2026年5月の有効求人倍率0.85倍、前月から低下

有効求人倍率
0.85倍
前月
0.89倍 -0.04
前年同月
0.90倍 -0.05
新規求人倍率
1.49倍

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」(原数値)

兵庫県の2026年5月の有効求人倍率は0.85倍でした。前月の0.89倍から0.04ポイント低下し、前年同月の0.90倍と比べても0.05ポイント低い水準です。月次の公表にあわせて、最新の数値の内容を確認していきます。

有効求人倍率とは何を表す数字か

有効求人倍率は、公共職業安定所(ハローワーク)が扱った月間の有効求人数を、月間の有効求職者数で割って算出する指標です。1.0倍を上回れば求職者1人あたり1件以上の求人がある状態、下回れば求人よりも求職者の数が多い状態を意味します。今回の兵庫県の0.85倍は、求職者1人に対して求人が0.85件ある計算になり、1人が1件の求人に必ず出会えるとは限らない水準といえます。

全国と比べた水準

2026年5月の全国の有効求人倍率は1.08倍で、兵庫県の0.85倍はこれを下回っています。ただし有効求人倍率は地域ごとの産業構成や労働市場の規模によって水準が異なるものなので、全国との差はあくまで地域差の一つとして見るのが妥当です。どちらが良い悪いという単純な話ではなく、地域ごとの状況を映した数字だと捉えてください。

なお今回の数字は、兵庫県全体を対象に職種を限定せずに集計したものです。新規求人倍率は1.49倍となっており、新しく出た求人だけを見ると有効求人倍率より高い水準ですが、これも職種を区別しない全体の数字です。実際には職種によって求人と求職のバランスは大きく異なることがあるため、特定の職種を検討している場合は、その職種に絞った動向もあわせて確認することをおすすめします。

数字を読むときの注意点

この数字を見るときは、次の2点を踏まえておくと誤解が少なくなります。まず、有効求人倍率はハローワークを経由した求人・求職に基づく数字であり、民間の求人サイトや人材紹介会社が扱う求人は含まれていません。そのため、地域の労働市場全体を漏れなく表しているわけではない点に注意が必要です。もう一つは、月ごとに数字が振れることです。今回の前月差はマイナス0.04ポイント、前年同月差はマイナス0.05ポイントですが、単月の増減だけで大きな変化が起きたと判断せず、複数月の推移を見て傾向を捉えるほうが実態に近づきます。

転職を検討している人へ

有効求人倍率が1.0倍を下回っているという事実は、求人数に対して求職者が多い状態にあることを示しています。ただしこれは兵庫県全体をならした数字であり、職種や地域内の細かなエリアによって状況は異なります。この数字だけで転職の可否を判断するのではなく、自分が関心を持つ職種や勤務地の求人状況を個別に確認しながら、判断材料の一つとして受け止めるとよいでしょう。


出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

掲載内容は厚生労働省が公表する統計データに基づくものであり、個別の求人状況・転職の成否を保証するものではありません。最新の統計は厚生労働省の公式発表でご確認ください。

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よくある質問

有効求人倍率が1.0倍を下回るとはどういう意味ですか
有効求人倍率は月間有効求人数を月間有効求職者数で割った指標で、1.0倍を下回ると、ハローワークに登録された求職者の数が求人の数より多い状態であることを意味します。兵庫県の2026年5月は0.85倍で、この状態にあたります。
有効求人倍率は求人サイトの求人も含んだ数字ですか
含まれていません。有効求人倍率は公共職業安定所(ハローワーク)で扱われた求人・求職に基づく統計で、民間の求人サイトや人材紹介会社の求人情報は対象外です。そのため地域の労働市場全体を完全に表す数字ではない点に注意が必要です。