九州・沖縄 佐賀県 全職業 月次データ公表

佐賀県2026年5月の有効求人倍率は1.11倍、前月から低下

有効求人倍率
1.11倍
前月
1.14倍 -0.03
前年同月
1.15倍 -0.04
新規求人倍率
1.82倍

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」(原数値)

佐賀県における2026年5月の有効求人倍率は1.11倍でした。前月の1.14倍から0.03ポイント低下し、前年同月の1.15倍と比べても0.04ポイント低い水準です。月次の公表にあわせて、最新の数値の内容を見ていきます。

有効求人倍率とは何か

有効求人倍率とは、ハローワーク(公共職業安定所)で扱われた月間の有効求人数を、月間の有効求職者数で割った数値です。1.0倍を上回っていれば、求職者1人あたり1件以上の求人がある状態を示し、1.0倍を下回っていれば求人よりも求職者の数が多い状態を示します。今回の佐賀県の1.11倍は、単純に言えば、求職者1人に対して1件よりやや多い求人がある計算になります。あわせて示された新規求人倍率は1.82倍で、これは当月に新たに受け付けられた求人と求職の関係を表す別の指標です。

全国の数字との比較

同じ2026年5月の全国の有効求人倍率は1.08倍でした。佐賀県の1.11倍はこれをわずかに上回っています。ただし、この差は地域ごとの労働市場の状況が異なることを示すものであり、佐賀県が全国的に見て特別高い、あるいは低いと判断できるほどの差ではありません。地域差があること自体を確認する材料として捉えるのがよいでしょう。

なお、今回取り上げた数字は職種を限定しない佐賀県全体の数値です。実際には職種によって求人と求職のバランスは異なることが一般的で、全体の倍率だけでは個別の職種の状況までは分かりません。

数字を読むときの注意点

この数値を見るときには、次の2点を意識しておくとよいでしょう。

1つ目は、この数字がハローワーク経由の求人・求職に基づく統計だということです。民間の求人サイトや人材紹介会社が扱う求人はここには含まれていないため、地域の労働市場全体を完全に表しているわけではありません。

2つ目は、月ごとに数字が上下すること自体は珍しくないという点です。今回は前月・前年同月と比べて低下していますが、単月の動きだけで地域の雇用状況全体を判断するのは慎重であるべきです。複数月の推移をあわせて見ることで、より落ち着いた見方ができます。

転職を考えている人へ

有効求人倍率が1.0倍を上回っているということは、統計上、求職者1人あたり1件以上の求人がハローワークに存在していたことを意味します。ただしこれは需給のバランスを示す指標であり、賃金の水準や、希望する職種・条件に合う求人があるかどうかまでは教えてくれません。転職を検討する際は、この数字を全体の雰囲気をつかむ材料の1つとしつつ、実際の求人内容を個別に確認していくことが大切です。


出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

掲載内容は厚生労働省が公表する統計データに基づくものであり、個別の求人状況・転職の成否を保証するものではありません。最新の統計は厚生労働省の公式発表でご確認ください。

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よくある質問

有効求人倍率が1.11倍というのは、具体的にどういう状態ですか
月間の有効求人数を月間の有効求職者数で割った数値が1.11ということです。単純に言えば、ハローワークに登録している求職者1人あたり、1件よりやや多い求人があった計算になります。
有効求人倍率だけで地域の雇用状況をすべて判断できますか
できません。この数字はハローワーク経由の求人・求職に限られた統計で、民間の求人サイトなどは含まれません。また月ごとに数値が変動するため、単月だけでなく複数月の推移や他の情報もあわせて見ることが勧められます。