全国 情報処理・通信技術者 月次データ公表

情報処理・通信技術者の求人倍率、2026年5月は1.30倍

有効求人倍率
1.30倍
前月
1.32倍 -0.02
前年同月
1.52倍 -0.22
新規求人倍率
2.86倍
正社員
1.46倍

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」(原数値)

2026年5月の情報処理・通信技術者の有効求人倍率は、全国で1.30倍でした。前月の1.32倍からは0.02ポイントの低下、前年同月の1.52倍と比べると0.22ポイントの低下です。数字の大きさとあわせて、直近の動きも押さえておきたいところです。

有効求人倍率とは、月間の有効求人数を月間の有効求職者数で割った数値で、公共職業安定所(ハローワーク)で扱った求人・求職をもとに算出されます。1.0倍を上回れば求職者1人あたり1件以上の求人がある状態、下回れば求人よりも求職者が多い状態を表します。今回の1.30倍は、求職者1人あたりおおよそ1.3件の求人がある計算になります。

全職業の平均と比べると

同じ月の全職業を合わせた倍率(職業計)は0.99倍でした。情報処理・通信技術者の1.30倍はこれを上回っており、全職業の平均に比べると求人数が求職者数に対して多めの状態といえます。ただしこれは全国の職業別データであり、都道府県別の職業別数値は公表されていないため、地域ごとの違いについては触れられません。また、この差だけをもって就職のしやすさを判断することはできない点にも注意してください。

あわせて、新規求人倍率は2.86倍でした。有効求人倍率が過去からの積み上げも含む数字であるのに対し、新規求人倍率はその月に新しく出た求人・求職に限った数字なので、両者は同じものではありません。

正社員に限った倍率も並べて見る

正社員(パートタイムを除く常用)に限った有効求人倍率は1.46倍でした。全体の1.30倍より高くなっていますが、これはどちらかが正しい・誤りという話ではなく、分母となる求職者の範囲が異なる別の集計です。正社員を希望する求職者に絞った場合の需給を表す数値として、通常の倍率とあわせて見ておくとよいでしょう。

数字を読むときの注意点

この倍率はハローワークを通じた求人・求職に基づく数字で、民間の転職サイトや人材紹介会社が扱う求人は含まれていません。情報処理・通信技術者という職業区分であっても、この点は変わりません。実際の求人状況は、ハローワーク以外の経路も含めるとさらに幅があると考えられます。また、月ごとに数字は上下するため、今回の1.30倍という単月の結果だけで需給の傾向を決めつけない方がよいでしょう。前月や前年同月との比較も参考にしつつ、数か月の推移を見ていくことをおすすめします。

転職を検討している人へ

今回の数値は、情報処理・通信技術者という職業区分の全国的な需給を示す一つの目安です。1.30倍という数字自体は求人が一定数ある状態を示していますが、これがそのまま個々の転職のしやすさを保証するものではありません。ハローワーク経由のデータであることや、正社員限定の倍率との違いも踏まえたうえで、実際の求人内容や自分の希望条件と照らし合わせて考えることが大切です。


出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

掲載内容は厚生労働省が公表する統計データに基づくものであり、個別の求人状況・転職の成否を保証するものではありません。最新の統計は厚生労働省の公式発表でご確認ください。

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よくある質問

有効求人倍率が1.0倍を上回っているのは、どういう状態を意味しますか。
有効求人倍率は月間の有効求人数を月間の有効求職者数で割ったもので、1.0倍を上回っている場合は求職者1人あたり1件以上の求人がハローワークにある状態を表します。2026年5月の情報処理・通信技術者の倍率は1.30倍で、求職者1人あたりおおよそ1.3件の求人がある計算になりますが、これは需給の指標であり、就職のしやすさを直接保証するものではありません。
情報処理・通信技術者の倍率と、全職業を合わせた倍率の違いは何ですか。
同じ月の全職業を合わせた倍率(職業計)は0.99倍で、情報処理・通信技術者の1.30倍はこれを上回っています。ただし職業別の数値は全国のみで公表されており、都道府県別の職業別データは存在しません。また、この数字はハローワーク経由の求人・求職に基づくもので、民間の転職サイトなどの求人は含まれていない点にも注意が必要です。