全国 保健師,助産師,看護師 月次データ公表

保健師・助産師・看護師 2026年6月の有効求人倍率1.86倍

有効求人倍率
1.86倍
前月
1.83倍 +0.03
前年同月
1.87倍 -0.01
新規求人倍率
3.02倍
正社員
2.17倍

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」(原数値)

2026年6月の全国の有効求人倍率は、保健師・助産師・看護師の区分で1.86倍でした。前月の1.83倍からは0.03ポイント上昇しましたが、前年同月の1.87倍と比べると0.01ポイント低い水準です。月次の統計が公表されるタイミングにあわせて、最新の数値を確認していきます。

有効求人倍率とは、ハローワークが扱った月間の有効求人数を、月間の有効求職者数で割った指標です。1.0倍を上回れば、求職者1人あたり1件以上の求人がある状態を、1.0倍を下回れば求人よりも求職者の方が多い状態を表します。今回の1.86倍は、求職者1人あたりおおむね1.86件の求人がある計算になります。

この数字は、保健師・助産師・看護師の3職種を合わせた全国の集計です。看護師だけを取り出した数字ではない点に注意してください。また、職業別の数値は全国分のみが公表されており、都道府県ごとの職業別の倍率は存在しないため、地域差については触れられません。

同じ月の全職業を合わせた倍率(職業計)は1.01倍でした。これと比べると、保健師・助産師・看護師の区分は1.86倍と高く、求人数に対して求職者数が少ない状態が続いていることがうかがえます。ただしこれは需給のバランスを示すものであり、就職のしやすさや転職の有利さを断定するものではありません。

あわせて示された新規求人倍率は3.02倍で、その月に新しく出た求人と求職の関係を表しています。また、正社員(パートタイムを除く常用)に限った有効求人倍率は2.17倍でした。これは通常の有効求人倍率とは分母となる求職者の範囲が異なる、別の集計です。どちらが正しいというものではなく、雇用形態を絞った場合の需給の目安として参考にするとよいでしょう。

数字を見るときの注意点

この数値はハローワークを通じた求人・求職に基づくもので、民間の転職サイトや人材紹介会社が扱う求人は含まれていません。職業別に見た場合でもこの点は変わらないため、実際の求人状況の一部を示すものと捉える必要があります。また、有効求人倍率は月によって変動があります。今回のように前月からわずかに上昇していても、前年同月と比べると低下しているように、単月の数字だけで傾向を判断するのは避けたほうがよいでしょう。

転職を検討する際の受け止め方

保健師・助産師・看護師の区分は、全職業の合計と比べて求人数に対する求職者数が少ない状態が続いています。これは転職活動を考えるうえでの一つの手がかりにはなりますが、賃金や働きやすさを示すものではありませんし、個々の職場の状況を表すものでもありません。統計の範囲を踏まえたうえで、他の情報とあわせて参考にすることをおすすめします。


出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

掲載内容は厚生労働省が公表する統計データに基づくものであり、個別の求人状況・転職の成否を保証するものではありません。最新の統計は厚生労働省の公式発表でご確認ください。

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よくある質問

保健師・助産師・看護師の有効求人倍率は看護師だけの数字ですか。
いいえ。この区分は保健師・助産師・看護師の3職種を合わせた全国の数字で、看護師だけを取り出したものではありません。また職業別の数値は全国分のみが公表されており、都道府県ごとの数字はありません。
有効求人倍率が職業計より高いのはどういう意味ですか。
同じ月の全職業を合わせた倍率(職業計)である1.01倍と比べて、保健師・助産師・看護師の区分は1.86倍と高く、求人数に対して求職者数が少ない状態を示しています。ただしこれは需給のバランスを表す指標であり、就職のしやすさや賃金の水準を直接示すものではありません。